PCR検査を受けるタイミングはいつ？ 潜伏期間中でもOK？

PCR（唾液検査）は、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱・咳などの諸症状が出てから9日以内に受けることが適切なタイミングとされています。

発症後10日以上経過している場合、唾液検査では精度の高い検査結果を得られない可能性があります。疑わしい症状が出ている場合は、9日以内にPCR（唾液検査）を受けるようにしましょう。

症状がない場合でも、保健所や医師から「濃厚接触者」と判断された際は、PCR検査を公費で受けられます。

また濃厚接触者ではなく、発熱、咳などの症状もない場合でも、PCR検査を受けることは可能です。しかしこの場合はすべて自費検査となります。受けるタイミングはご自身が受けたいときで問題ありません。

PCR検査の結果が出るタイミングは、受けた医療機関の検査体制によって変わります。

最近では検査機器を常備した医療機関が増えており、最短で検査当日に結果が分かるケースも珍しくありません。

しかし検査機器を持たない病院で検査を受けた場合は、検体を別の検査機関に送付して検査する必要があるため、翌日あるいは2日以上時間がかかることもあります。郵送検査の場合も時間がかかります。

PCR検査は保険適用される場合と、保険が適用されない場合があります。
PCR検査が保険適用されるのは、コロナが疑われる症状が出ているときと、保健所や医師から濃厚接触者と判断されたときです。

症状が出ている方は、まずは医師の診断を受けましょう。そこでPCR検査が必要と診断された場合、PCR検査は保険適用となります。
濃厚接触者も方も、保健所や医師の指示に従ってPCR検査を受ける場合、保険適用となります。

これらのケースでなくとも、PCR検査自体は自由に受けることが可能です。ただその場合、いずれも自費検査となり保険は適用されません。

新型コロナウイルスは感染してから発症（症状が現れる）するまでに約5日程度（最長14日）の期間があるといわれています。
感染してから発症するまでの期間を「潜伏期間」と呼びますが、無症状のため「今、自分は潜伏期間中である」と判断することはできません。

また潜伏期間中の場合、感染していても検査結果が陰性となる可能性があります。PCR（唾液検査）は症状が出てから9日以内を目途に受けるようにしましょう。

新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だとわかるようになるPCR検査陽性期間は、発症の2日前からです。
潜伏期間中であっても、発症2日前になると他の人に感染させてしまうリスクもあるといわれています。

唾液によるPCR検査のほかに「鼻咽頭検査」や「鼻拭い検査」を行っている医療機関もあります。

鼻のPCR検査は、発症してから10日以降も検査可能という特徴があります。

唾液検査は発症から9日以内に検査するのが最適とされており、発症9日目以降は正確な検査結果が出ないと言われています。
そのため症状が出てから10日以上経過している場合は、唾液検査ではなく鼻のPCR検査が推奨されています。

ただ、鼻のPCR検査は医療従事者による採取が必要です。唾液検査の場合は、検査を受ける方が自分で唾液を採取しますが、鼻のPCR検査は自分で採取することができません。結果、飛沫感染リスクが唾液検査よりも高くなっています。

鼻のPCR検査を希望される方は、医療体制の整った検査機関で受けるようにしましょう。

唾液検査の2時間前までに歯磨きやうがいをすませ、30分前にはうがい・歯磨き・喫煙などは行わないようにしましょう。　 うがい後は、検査が終わるまで飲食や歯磨きなどは控えてください。

福岡でPCR（唾液検査）をご希望の方は、ぜひ福岡PCRスピード検査センターグループまでご相談ください。

約5分の検査で結果を短時間（スピード検査）でお知らせいたします。
また海外出張等で必要な陰性証明書の発行も承ります。予約不要で土日祝日も検査可能ですので、お忙しい社会人の方でもお気軽にPCR検査を受けられます。