福岡でブライダルチェック

Bridalcheck

女性も男性も!
カップルで受けておくと安心の
ブライダルチェックとは?

「結婚を前にブライダルチェックを勧められた」「ブライダルチェックに興味はあるけど、どんなことをするのだろう?」
ブライダルチェックについて、あまりご存じない方が多いかもしれません。名前は知っているけど細かい内容はわからないという方や、実際にかかる費用が不安という方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、ブライダルチェックの詳細な内容から費用感、受けるタイミング、よくあるご質問に至るまでくわしくご説明します。

ブライダルチェックはいつ受けるべき?

ブライダルチェックはいつ受けるべき?

ブライダルチェックとは、一般的に結婚を前にした女性を対象とした婦人科検診のことを指します。しかし、結婚前や結婚後と決めるのではなく、妊娠を希望する女性ならば一度は受けておきたい、お身体のトータルヘルスチェックの意味合いが強くなっています。ブライダルチェックでは、妊娠・出産に影響を及ぼす疾患や感染症がないか調べることはもちろん、お身体の健康状態を把握することが可能です。

結婚の予定がなくても、結婚後でも一般的な健康診断のほかに、婦人科検診・乳がん検診などを受ける機会があります。それに加え、性感染症の検査も受けておくと安心です。性感染症は、不妊の原因になる場合があるためです。

また、最近では男性のブライダルチェックも、広く知られるようになってきました。パートナーと相談して、カップルでお互いの健康チェックをしておくのもいいでしょう。※なお、天神駅前婦人科クリニックは、女性のブライダルチェックのみ行っております。

ブライダルチェックの費用

天神駅前婦人科クリニックのブライダルチェックは、8種類の検査項目がセットになっております。この検査は自費診療となっておりますので、あらかじめご了承ください。また、オプションで検査をお選びいただくことも可能です。※費用は税込み価格です。

ブライダルチェック料金表

ブライダルチェック
子宮卵巣の超音波・
子宮頸がん検査・
クラミジア淋病・貧血・
糖尿病・甲状腺機能・
風疹抗体価
16,500円
プレ妊活チェック
子宮卵巣の超音波・
子宮頸がん検査・
クラミジア淋病・貧血・
糖尿病・甲状腺機能・
風疹抗体価・AMH検査・
HPV遺伝子検査
28,500円

ブライダルチェックのオプション費用

血液型検査ABO・Rh 550円
CA125 1,100円
HPV遺伝子検査 5,000円
5種のホルモン検査
LH・FSH・
エストラジオール・
テストステロン・
プロゲステロン
5,500円
AMH検査
卵巣の予備能検査
7,700円

診察のご予約はこちら

開院時間|10:00~19:00 ※最終受付 18:00

ブライダルチェックの内容を
くわしく解説!

ブライダルチェックの費用感がわかったところで、内容についてわからないことが多いと不安になるものです。

ここからは、天神駅前婦人科クリニックで行うブライダルチェックの検査内容と、その検査の必要性について一つずつ細かく見ていきましょう。

子宮・卵巣の超音波検査

子宮・卵巣の超音波検査は、腟に経腟プローブと呼ばれる、専用の超音波検査の器具を挿入し、行う検査です。プローブは細い棒状の器具で、腟に挿入する際は滑りを良くするための専用ジェルを塗ります。そのため、痛みを感じることはほとんどありません。感じる刺激は腟に挿入する際の、違和感程度とされていますので、リラックスしてお受けいただける検査です。この検査では、子宮や卵巣の疾患について調べます。では、子宮・卵巣の病気を代表する3つの疾患をご紹介します。

  • ■子宮筋腫
    子宮の病気。筋腫が小さければそれほど問題はありませんが、大きくなると妊娠時の痛みや切迫流産、切迫早産、前置胎盤、骨盤位(逆子)など、さまざまなリスクがあります。
  • ■卵巣嚢腫
    卵巣の病気。がん化することはほとんどないとされていますが、大きくなると腹痛の原因になります。妊娠初期の検診で見つかることも多くなっていますが、妊娠中は治療が難しいため、早期発見が重要です。
  • ■子宮内膜症
    卵巣の病気。生理痛・月経困難症の原因になるだけでなく、不妊症の大きな原因となる疾患です。
子宮頸がん検査

子宮頸がん検査は、検査用のスワブと呼ばれる専用の綿棒のようなもので、子宮頸部を優しくこすり、細胞を採取する検査で、採取した細胞を調べ、がんになっていないか確認します。子宮頸部から細胞を採取する際、わずかに痛むという方がいるくらいで、検査時の痛みはほぼ心配ありません

子宮頸がんに限らず、がんは早期発見がなによりも大切です。子宮頸がんは30~40代の方が好発年齢とされていますが、最近では20代の方でも増えています。

クラミジア検査

クラミジア検査は、腟からの分泌物を採取して行う検査です。腟内分泌物に「クラミジア・トラコマティス(Chlamydia trachomatis)」という病原菌が見つかれば陽性となります。

天神駅前婦人科で行うクラミジア検査は、性器クラミジア感染症を調べるものです。クラミジア感染症は、さまざまな経路で感染し、自覚症状もほとんどないため、知らないうちに感染しているケースが増えています。クラミジア感染症を放置していると、不妊症・子宮外妊娠・流産の危険性が高まります。さらに、お母さんが感染していると、新生児が「産道感染」を起こし、咽頭炎・肺炎・結膜炎などを発症するリスクが高まります。

淋病検査

淋病検査は、クラミジア検査と同様に、帯下(おりもの)=腟内分泌物によって行う検査です。腟内分泌物に「淋菌(Neisseria gonorrhoeae)」という病原菌が見つかれば陽性となります。

クラミジア感染症と同時に感染することが多い性感染症(STD)で、淋菌感染症(淋病)もほとんど自覚症状がないまま進行してしまいます。放置したまま身体の奥に菌が入り込んでいくと、卵管炎や骨盤内炎症性疾患(PID)、肝周囲炎などを起こす可能性があり、子宮外妊娠や早産、不妊症の原因となります。また、赤ちゃんに感染すると淋菌性結膜炎を発症するリスクがあります。

貧血検査

貧血検査は、血液検査で行う検査です。貧血にはさまざまな種類がありますが、もっとも多いのは、「鉄欠乏性貧血」です。鉄欠乏性貧血は、身体の中の鉄分が不足して起こります。体内に貯蔵してある鉄分が不足すると、血液中の鉄も失われます。食事で鉄分が多く含まれる食品を摂取することももちろん大事ですが、女性の場合、生理のときの経血量が多過ぎることも影響するため、婦人科の医師に相談することも大切です。

妊娠期の女性は、お腹の中の赤ちゃんに多くの鉄分を送らなければならないため、4人に1人の割合で貧血になるとされているほどです。妊娠期の重度の貧血は、胎児にも影響を及ぼし、未熟児や低出生体重児の原因となります。お母さんが酸欠状態になるだけでなく、胎児も酸欠状態に陥るからです。そうならないためにも、妊娠前に貧血を発見することが重要といえるでしょう。

糖尿病検査

糖尿病検査は、血液検査で行う検査です。若い女性ではあまり心配されることがない糖尿病ですが、生活習慣や食生活の欧米化などによって、近年患者数が増加している疾患として懸念されています。

糖尿病を知らないまま妊娠すると、妊娠中のさまざまな合併症のリスクが高まるだけでなく、赤ちゃんの先天奇形・流産などの危険性も上昇します。また、高血糖のまま妊娠後期を迎えると、巨大児になり、出産のときに難産になる可能性も高まります。糖尿病のある方の妊娠は、血糖コントロールがとても重要です。

甲状腺機能検査

甲状腺機能検査は、血液検査で行います。甲状腺機能の異常は、女性の方が男性よりも発症率が高くなっています。甲状腺機能亢進症を起こす原因となるバセドウ病、甲状腺機能低下症を起こす原因となる橋本病があります。

甲状腺機能が異常をきたすと、月経不順や無排卵などを起こすことがあるため、事前に検査で調べておくことが大切なのです。

風しん抗体価検査

風しん抗体価検査も、血液検査で行います。風しんウイルスに対して、免疫があるか否かを調べます。妊娠初期に母体が風しんに感染すると、胎児にも感染する可能性があり、非常に危険だからです。

胎児が風しんに感染すると、聴覚障害、心疾患、白内障、緑内障、精神や身体の発達の遅れなど、さまざまな先天異常を生じるケースがあります。検査結果で風しんに対し、免疫がないと確認された場合には、ワクチンを接種し免疫を獲得します。

オプション検査の内容について

血液型検査ABO・Rh 手術や妊娠前には欠かせない検査です。手術のときの輸血事故や、血液型不適合による新生児溶血性疾患などを予防する目的で行います。
CA125 腫瘍マーカーです。卵巣がんなどの悪性腫瘍や、子宮内膜症の可能性がチェックできます。
ホルモン検査
LH・FSH・
エストラジオール・
テストステロン・
プロゲステロン
生理・妊娠・出産など、ライフステージによって直面する様々な身体の不調には、女性ホルモンが深く関わっています。そのホルモンの数値を調べることで、身体の不調の原因が何であるのかを探ることができます。これから妊活を始めようとお考えの方、生理不順の方におすすめできる検査です。
AMH検査
卵巣の予備能検査
AMHとは、アンチミューラリアンホルモン(抗ミュラー管ホルモン)の略称のことで、卵胞から分泌されるホルモンです。AMHの数値は「成長途中の卵子が卵巣内にどのくらい残っているか」つまり卵巣の予備能について把握することができます。近年不妊治療で注目されている検査です。AMHの数値は、生理周期によって変動することが少ないため、どのタイミングで採血しても測定することができます。

結婚前と結婚後?
ブライダルチェックを受けるタイミング

ブライダルチェックを受けるタイミング

おすすめはご自身でルール決めすること

ブライダルチェックはいつするもの?という疑問を聞かれることがあります。ブライダルチェックという名称ですが、基本的にはいつお受けになっても問題ありません。

何らかの症状があるのなら、すぐに受診すれば良いのですが、検診は健康な人が受けるため、なかなかタイミングを決めるのは難しいものです。そのため、結婚を意識したころ、妊娠を考え始めた段階など、患者様の思い立たれたタイミングがベストといえます。一つの区切りとして、「結婚前の早い段階にしよう」「パートナーができたら受けよう」など、ご自分の中で決めてみてはいかがでしょうか?

結婚後でもブライダルチェックをした方が
いい理由

前の章でもご説明しているように、ブライダルチェックは結婚前の女性だけが受けるものではありません。結婚後でも、結婚前でも性別を問わずお受けになることをおすすめします。どのライフステージの方でも、疾患を早期発見することで、治療を早く始められ、不妊のリスクなども軽減できます。妊娠を希望する方はもちろん、パートナーが変わった方、将来のためにご自分の身体を知りたい方、ご結婚後なかなか赤ちゃんを授かれない方など多くの方々がお受けになることをおすすめしております。

プレコンセプションケアの一つとして

プレコンセプションケアの一つとして

ブライダルチェックは、安心してより良い人生を送るための、「プレコンセプションケア」の一つといえるかもしれません。プレコンセプションケアとは、将来の妊娠を念頭に置いて、女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこととされています。

結婚していてもいなくても、妊娠を考える女性婦人科疾患が気になる女性は、これを機にご自身のお身体に向きあってみてはいかがですか?天神駅前婦人科クリニックの医師とスタッフが一丸となり、心と身体に寄り添った医療をご提供します。

ブライダルチェックの
よくあるご質問

ブライダルチェックと不妊検査の違いはなんですか?
A.ブライダルチェックと不妊検査は大きく違わないとお考えの方も多いかもしれません。ブライダルチェックは、今のお身体の状態を通院する必要なく知ることができることに対し(※結果を聞くためのご来院はあります)、不妊検査は、不妊の原因となる要因がありそうなときは、その原因を特定するまで調べるところにあります。つまり、不妊検査では通院を要することがあるかもしれないということです。徹底的に不妊についてお調べになるには、不妊検査のほうが向いており、より気軽に婦人科検診の意味合いも込めて検診するという点ではブライダルチェックが向いているといえるでしょう。
ブライダルチェックは生理中でも受けられますか?
A.申し訳ございませんが、生理中の患者様のブライダルチェックは、お控えくださるようお願いしております。子宮頸部の細胞を採取する子宮頸がん検診を始め、経腟で行う超音波検査、腟内分泌物(おりもの)で行う検査もあるため、正確な検査結果が得られない可能性があるからです。ご予約の際は、生理予定日の前後を避けるようにお願いいたします。
ブライダルチェックで痛い検査はありますか?
A.採血の際の針を刺入するチクっとした痛み、子宮頸がん検診の際に綿棒のようなもので、子宮頸部を優しくこすったときのわずかな痛みや違和感、子宮・卵巣超音波検査のときに超音波器具を挿入する際の違和感が患者様の気になさるポイントかもしれません。どれも個人差があり、一概にはいえませんが、どれもリラックスした状態であれば、それほど強い痛みと感じる方は少ないといえるでしょう。
ブライダルチェックを受けるときの注意点はありますか?
A.ブライダルチェックの注意点として、以下の3つが挙げられます。
①内診台での検査がありますので、脱ぎ着しやすい服装でご来院ください。ワンピースやトップスにスカートなどがおすすめです。
②採血があるため、肘までまくりやすい服装でご来院ください。
③生理中の検診はお控えくださるよう、お願いしております。
ブライダルチェックの前は何時まで食事をしても大丈夫ですか?
A.お食事、飲水ともに特に制限はございません。安心してご来院ください。

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